ライトデューティーなのかヘビーデューティーなのか？
ここでは耐荷重が問題となります。 一言でいえば、ウォールマウントがどれぐらいの重量まで耐えられるか、ということです。 スクリーンサイズを問題にしがちですが、シングルのウォールマウントであれば、スクリーンのサイズではなく重量が重要です。
モニターの奥行
耐荷重は、時に複雑な問題となります。 その一つの要因に、モニターの奥行きが挙げられます。 奥行きがありすぎると、重心がより遠くに移動します。 これによってピボットのトルクが増加し、マウントを支える力が低減されます。 Samsung®のOdyssey G9ゲーミングモニターがこのケースにあたります。 このモニターの重量は12.7kgですが、多くのモニターマウントが対応できないことがわかっています。 なぜでしょうか？ この1000Rの曲面スクリーンは奥行12インチで、オフィシャルに公表している重量よりも50%以上増しの負荷がかかります。 このような場合はSamsung Odyssey G9用に設計されたウォールマウントを選びましょう。
お使いのモニターの種類を問わず、エルゴトロンのクイックファインダーを利用して、モニターウォールマウントとの互換性を確認してください。 ファインダーがモニターの重量と奥行き、VESAインターフェースに従って判断、推測による判断を避けられます。
設置する場所
モニターウォールマウントを設置する位置はとても重要です。壁の状態をよく確認しましょう。 マウントの耐荷重や製品の質にかかわらず、しっかりと取り付けられていない場合には破損やケガを招くおそれがあります。 取り付け条件にマッチしたマウントを選びましょう。
マウントの取扱説明書を参照し、設置箇所ならびに設置方法でマウントの設置が可能であるか確認しましょう。 中空壁に取り付ける場合は、スタッドの位置を確認したうえで、マウントをそのセンターに固定してください。スタッドの奥に達する長い並目ネジを使用してください。 中空壁のスタッド上にセンター揃えできない場合や、モニターを壁から離して設置したい場合などには、エルゴトロンのウォールトラックのような追加アクセサリーを使用してください。